リリーコリンズ「心のカルテ」がリアル
昨日の深夜に観た1本。
「心のカルテ」
先日観た「▶しあわせの隠れ場所」にリリー・コリンズが出演していて、あまりにも可愛く美しかったので、また彼女の出演している作品が観たくなり、探してこの心のカルテを観た。
リリー・コリンズと言えば、「あと1センチの恋」が有名。
この映画も以前観た事があるが、それなりに面白かった。素敵なラブストーリーという感じ。
だけどそれを観た時、リリー・コリンズ個人にそれ程魅力を感じた記憶がない。
今回の「心のカルテ」の方が、ずっと彼女の良さが出ていたように思う。
心のカルテの内容
心のカルテ
制作国:アメリカ
キャスト:
リリー・コリンズ
キアヌ・リーヴス
キャリー・プレストン
リリ・テイラー
アレックス・シャープ
リアナ・リベラト
<あらすじ>
拒食症を抱える20歳のエレンは、型破りな医師が運営するグループホームに入所する。心の痛みと向き合い、時には笑いながら、自分を見つめる新生活が始まった。。netflixより
心のカルテの感想
観る人によってはしんどい映画かもしれない。特に摂食障害がある人は。
だけど私は淡々と客観的に観る事が出来た。
以前、拒食症の知人がいたのだが、この映画を観ているとその人を思い出した。
その知人は一切拒食症の事は話題にせず、原因も語らなかった。それどころか、「私は健康で元気」だと言っていた。強がっている訳ではなく、本人は心からそう思い込んでいたように思う。
どれほど周囲が頑張って協力しようとしても、本人にその意思がなければ解決しない。本人が本当の自分を認めなくては。
そんな拒食症の難しさや周囲の人達の辛さなどが、この映画ではよく表現されていたように思う。
観る人によって評価が分かれそうな映画だが、私にとっては見応えのある映画だった。
特に後半の母親とのシーンは、言葉に出来ない。自分自身と重なる思いがして。
ちなみにこのドラマに出演しているリアナ・リベラトも凄く可愛い。個人的にはもっと活躍して欲しい女優さん。