Netflix北欧ドラマ「ザ・レイン」が意外と面白い
Netflixの契約を解約した。
気になる映画やドラマは観尽くした気がしたから。
でも解約したものの、契約期限までは引き続き観る事が出来る。
貧乏性だからか、残り少ない契約期間内に少しでも他の作品を観ておこうと、半ば無理やり観る事にして何を見ようか強引に探した。
それがこの海外ドラマ。
「ザ・レイン」
ザ・レインの内容
ザ・レイン(現在シーズン2まで)
制作国:デンマーク
出演:
アルバ・アウゴスト
ルーカス・リンガー・トュネセン、
ミケル・ボー・フォルスゴー
<あらすじ>
殺人ウィルスにより北欧の人類がほぼ死滅して6年。地下シェルターに避難していた2人の姉弟が、他の生存者たちとともに、安住の地と答えを求めて行動を開始する。(netflixより)
ザ・レインの感想
以前から何度もタイトルを見た事はあったのだが、タイトルやあらすじから、「ありがち…」と思いスルーしてしまっていた。
さらに制作国がデンマーク。
デンマークって…どんな映画なのよ?
普段見慣れていない国の映画だというだけで期待感が薄れてしまい…。
それでも他に観たい作品が無かった為、お試し気分で見てみたのだが。
結果、1シーズンをイッキ見してしまった!
予想通り、最初は聞き慣れないデンマーク語に違和感があり、「せめて英語の吹替えに変えようか」と悩んだ程だりしたのだが、それでもオリジナルのデンマーク語を聞き続けたのは、主役の女性の声が可愛かったから。
海外の映画やドラマを観ていると、女性の声は日本人女性に比べて低く落ち着いた声の事が多い。
だけどこのデンマーク女性の声が日本人に近く、どこか親しみが持てた。
そして観ているうちに、いつの間にかデンマーク語は気にならなくなり、むしろこのドラマは絶対にオリジナルの声で観るべきだと思う程に。
ストーリーはそれ程凝ったものではなく、雨に濡れたら死ぬ!っていう、どこかで観たような話なのだが、それでも飽きずに観られたのは、登場人物それぞれのキャラクター設定がしっかりしていて、人間模様が面白い事。
最初はただ逃げ回るだけのパニック映画系なのかと思っていたのだが、もっと落ち着いた雰囲気で、見知らぬ若者同士が徐々に仲間になっていく過程が観ていて気持ちいい感じ。
ホラーな感じはほとんど無くて、映像もクールで北欧っぽさがいい感じに出ていて悪くない。
1シーズンを見終わって感じたのは、まるで一つの映画を観た後のようだという事。
なぜかドラマというより映画っぽい。
それだけうまくまとまっていたのだと思う。
物凄く面白い!と絶賛する程ではないけれど、気楽に観るには丁度良いドラマ。
現在シーズン2も配信中。
やはりNetflixの契約を継続するか迷い中。