深夜にハマった「向かいのバズる家族」
木曜の深夜。
いつの間にか最終回まで毎週観続けてしまったドラマ、「向かいのバズる家族」
<あらすじ>
なんの変哲もない家庭で育ったカフェの店長・篝(かがり)あかり(内田理央)は、ある日激怒する客へ謝罪する動画をこっそり撮影され、それがSNSに投稿されて大人気になってしまう。美人店長として有名になったあかりだったが、彼女には人には言えないもう1つの秘密の顔があったのだ…。家族全員バズる物語。 (wikiより)
第一印象ではどう見ても私の好みではないドラマだと思っていたんだけど。
観終わった後も決して好みとは言えないけれど、なぜか印象に残るドラマだった。
主役のあかりが普段言えない不満を、仮面を被ってぶちまけるなんて、リアルにやってみたいと思うような話。
一見ぶっ飛んだ今時のドラマかと思えば、端々に今を生きる人達の悩みや人間模様が映し出されていて、なかなか面白かった。
ずっと「笑顔のフリ」をしていたと思っていた主役のあかりが、昔の写真を見ながら「ちゃんと心から笑っている時もあった」と気付くシーンが見ていて自分と重なったり。
自分の記憶をすり替え、些細な過去の事を今の自分の不満の理由にしてしまっている。
そんなセリフがまるで自分に言われているような気分だった。
内田理央ちゃんって、今回初めてじっくり見たけれど、この役がとても合っていたように思う。
なかなかぶっ飛んだストーリーなので難しいんじゃないかな?と思いけれど、違和感なく観られたので、また彼女のドラマが観てみたいと思った。