あなたが背中を押してくれたら

「もしある日あなたが帰宅した時、私が新しい犬を迎えていたらどう思う?」
そんな事を夫に聞いてみた。
先日のドラマ、「THIS IS US2(13)忘れられない日」の
あの犬を迎えるシーンが忘れられず、
もし私が突然新たに犬を迎えたら夫はどう反応するのだろう?と思ったから。
すると夫が言った。
「嬉しいだろうね」
え?そうなの?意外だった。
既に一匹飼っているのだ。
さらにもう一匹なんて、負担だとか無責任だとか
色々と言われる事を予測していた為驚いた。
そして夫が続けた。
「僕が自分で飼う事を決める自信がないから
相手が決めてくれると単純に嬉しい」
なるほど。
実際のところ、私も同じだ。
動物を飼うというのは経済的な事や
あと自分達が何年健康でいられるかなど
責任を考え始めると躊躇してしまう。
本当に大丈夫?途中で負担になったら?
今飼っている子でさえも、飼う前にはとても不安だった。
さらに今の私達は年齢的にもギリギリ。
次の子を飼うには誰かに背中を押してもらわないと
勇気が出ない。
私も夫も同じタイプ。似た者夫婦だ。
こんな調子では次の犬を迎えるのは夢物語で終わりそうな気もする。