「となりの美男」の感想。引きこもり女性が主役で共感できる
久々に韓国ドラマを観ている私。
韓国ドラマを観ていると、夫から「オバサンっぽい」と言われるのだが、実際オバサンなのだから仕方がない。
そして最近観たのが「となりの美男」
いや、タイトルやその映像の第一印象は「軽すぎる…」だったのだが、これが実際見てみると…予想外に良かったのでビックリ。
『となりの美男』の内容

制作国:韓国
公開:2013年
キャスト:
パク・シネ
ユン・シユン
キム・ジフン
<あらすじ>
オーシャンビレッジ402号室に住むドンミは、校正の仕事をしながらほとんど外出することもなく平穏な生活を送っていた。彼女の楽しみは、昨秋に一目ぼれした向かいのマンションに住むテジュンをのぞき見すること。一方、ドンミの隣室401号室に住むウェブ漫画家のジンラクは、ドンミをモデルとした漫画を描くことを思いつく。そんな中、スペインから天才ゲームクリエイターのエンリケがやってくる。…(引用元:公式HP)
『となりの美男』の感想
あまりにも第一印象が若すぎて軽すぎて…
入り込んで観るまでにかなり時間がかかった。
最初は1話だけ視聴し、「やっぱりダメだ」と諦めたものの、調べるとかなり評価も良いドラマで、「軽そうな印象だけど実際は違う」というレビューを読み、再びチャレンジ。
すると徐々にその魅力が分かってきて…。
全てを観終わった後の感想としては、「こんなに良いドラマだとは思わなかった」です。
引きこもり女性が主役
私にとってこのドラマが良かった理由として、主役の女性が引きこもり女性だったという点が大きいように思う。
昔のトラウマで家から出られない、人と関わるのが怖い、一人でいる方が楽、傷つきたくない…
そんな身に覚えのあるセリフの数々がこのドラマには登場し、それが徐々に外の世界に歩みだす過程がなかなか良い。
ドラマ全体としては確かに韓国ドラマ特有のコメディ感が強かったり、ちょっと飽きてしまうような場面もあるのだが、それを差し引いても良いドラマだと思う。
特にその引きこもり女性の心理という意味では共感できる場面が多々あり、それと対比して明るく笑わせてくれる登場人物やシーンに心が和み、あんなに最初はドン引きだったふざけた雰囲気も、逆にそれが良かったりするようになるから不思議。
主役のパク・シネが演じる引きこもり女もなかなかリアルで好印象。
少し古いドラマだけど引きこもりの方なら一度観てみると面白いかも。