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映画「ジョーカー」の感想|高評価なので期待して鑑賞

korori

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少し前に、映画「ジョーカー」を観た。

最近洋画を観る機会が減っていたが、前評判がかなり良いこの映画は観たいと思っていた。
予告を見てもなかなか良さそう。


『ジョーカー』の内容




ジョーカー
制作国:アメリカ
公開:2019年
監督・製作・共同脚本:
トッド・フィリップス

キャスト:
ホアキン・フェニックス(アーサー・フレック)
ロバート・デ・ニーロ(マレー・フランクリン)
ザジー・ビーツ(ソフィー・デュモンド)
フランセス・コンロイ(ペニー・フレック)

<あらすじ>
孤独で心の優しいアーサー(ホアキン・フェニックス)は、母の「どんなときも笑顔で人々を楽しませなさい」という言葉を心に刻みコメディアンを目指す。ピエロのメイクをして大道芸を披露しながら母を助ける彼は、同じアパートの住人ソフィーにひそかに思いを寄せていた。そして、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、底辺からの脱出を試みる。(引用元:シネマトゥディ)







『ジョーカー』の感想


うーん、評判が良過ぎて期待し過ぎたか。
最近こんな感想ばかりでなかなか「これは良かった!」と強く言えないのが自分でももどかしい。

実際、レビューなどを見るとかなり高評価のこの映画。
多くの方が高く評価しているのだから、人によればきっとハマる映画なのだろう。

しかし私には全く響かなかった。


ホアキン・フェニックスの演技が素晴らしい


まず良い点としては、評判通り、ホアキン・フェニックスの演技が素晴らしい。
主人公のアーサーは自分の意思とは関係なく、突然笑いだしてしまう病を患っているが、その笑う演技などは本当に不気味で悲し気で上手い。

最初から最後までホアキン・フェニックスがほとんど一人で出ずっぱりなので、どこか一人芝居を見ているような気分にさえなる。
しかし最後までその演技には圧倒され、だからこそこのストーリーがどこか勿体ない気がしてしまう。

さらに、全体の映像、音楽、雰囲気は良かった。
不気味で切ない感じがその映像全体から滲み出ていて、ミュージックビデオだったとしても良さそうな、絵になる狂気という感じ。


全く感情移入出来ない


そしてがっかりした点。

この映画は、精神障害を持つ主人公が、仕事を解雇されたり暴行されたり…自分の責任ではない理不尽な事が続き、どんどん落ちていきある時から殺人鬼に変わっていく様子を描いている。

ある程度そのストーリーは事前に知った上での鑑賞だったが、だからこそ、何かもっと心に訴えかけるものがあるのかと思っていた。

そう、もっと精神的な部分、我慢したり、葛藤したり、抑えて抑えて、それでも耐えかねて…という序盤のシーンをもっと丁寧に描くのかと思っていたが、あっと言う間に殺人鬼に変わっていったように見えた。

心の描写が軽いというか。

そもそも、この映画はスリラー映画なのだから、心の葛藤や辛さなどを求める方が間違っているのか。
単なる殺人鬼に変身するまでの娯楽映画的な視点で観るともっと軽く楽しめたのかも。

だが他の方のレビューの多くは、「共感した」「心に訴えかける」「最高傑作」などとあるので、私の心が冷え切っているのかもしれない。

この映画は、「ダークナイト」の悪役ジョーカーが誕生する経緯を描いている。

私は「ダークナイト」を観ていないので、もし観ていたらもっと感想が違ったのかな。


ダークナイト (字幕版)







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