アラフォー女性が主役「ロマンスは別冊付録」の感想
久々にNetflixを視聴した。
特に観ようと決めたドラマがあった訳ではないのだが、何気なく観始めたのがこのドラマ。
「ロマンスは別冊付録」
これぞ韓国ドラマ的な、いかにもなタイトルなので観ようかどうか迷ったが、新作のようだし試しに観てみる事にした。
『ロマンスは別冊付録』の内容

<あらすじ>
記録的な若さで編集長の座についた天才作家と、どうしても仕事が欲しい元人気コピーライター。出版社の中でつづられるのは、どんな小説よりも甘く切ない恋物語。(netflixより)
制作国:韓国(2019年)
配信:Netflix
キャスト:
カン・ダニ:イ・ナヨン
チャ・ウノ:イ・ジョンソク
ソン・ヘリン:チョン・ユジン
チ・ソジュン:ウィ・ハジュン
『ロマンスは別冊付録』の感想
タイトルから想像出来る通り、基本的には恋愛ドラマ。
その恋愛の方もまずまず面白いのだが、私はそれよりもこのドラマの主人公の女性がアラフォーで再就職し、時代のギャップを感じながらも必死に頑張る姿の方が共感出来て、続きが気になった。
所々に良い場面があるのだが、印象的なのはその主役のダニが、「久しぶりに名前を呼ばれて嬉しい」と言うところ。
結婚し、子供を産み育て、ずっと専業主婦だったダニ。
「ママ、〇〇の奥さん、おい、お前」
そんな呼び方しかされていなかったのが、離婚して再就職し、色んな苦労があるものの、ちゃんと「カン・ダニ」と名前で呼ばれる嬉しさ。
これって日本の専業主婦でもよくある事だろう。
実際私も同じ。
ほんの少しでも社会に関わり、自分の名前を呼ばれる事で、自分の存在意義を実感出来る。
私は誰の付録でもなく、自分自身の為に存在しているのだと。
まぁ、ドラマ自体はそんな堅苦しいドラマではなく、ラブコメディ的なので軽く観れるが、そんなアラフォー女性が主役なのでどこか共感したり応援したくなる、そんなドラマ。