完結「アンという名の少女 シーズン3」感想
久々にこちらのブログを更新。
「最近ドラマを観ていないのですか?」というコメントを何人かから頂いた。
いえ、マイペースで観ています。
眠れない夜に観ているものの、集中出来ずに途中で挫折する事も多く…。
早送りしながら観たり、1話と最終話だけ観るという邪道な観方をしてみたり。
そんな中、最近腰を据えて観たのが「アンという名の少女 シーズン3」
『アンという名の少女 シーズン3』の内容
アンという名の少女 シーズン3
制作国:カナダ
公開:2019年
原作・制作:モイラ・ウォリー=ベケット
配信:netflix
キャスト:
アン役(エイミーベス・マクナルティ)
マリラ役(ジェラルディン・ジェームズ)
マシュー役(R・H・トムソン)
ギルバート役(ルーカス・ジェイド・ズマン)
<あらすじ>
16歳になり、顔も知らない家族のことを知りたいと思いはじめたアン。先祖探しをしながら、自分の心にまっすぐ向き合い、これから進むべき道を見いだしていく。(引用元:Netflix)
『アンという名の少女 シーズン3』の感想
シーズン1、シーズン2と満足のいく完成度だった為、シーズン3も安心して観る事が出来た。
期待通り、やはり安定して素晴らしい。
アンの世界観を壊す事なく、それでいてオリジナルのアンのストーリーが展開される為、飽きる事なく観る事が出来る。
今回はアンが16歳になり、いっきに大人びた印象。
アンが両親の事を調べたり、大学進学だったりギルバートとの恋が発展したり。
なかなか盛沢山の内容だった。
と、後で知ったのだが、この「アンという名の少女」、今回のシーズン3で打ち切りらしい。
どうりで後半が駆け足で、話を詰め込んだような内容だった。
そうか…残念なような、これで良かったような。
今回のシーズン3はアンよりも、周囲の登場人物のストーリーが良かったように思う。
妻のメアリーを亡くしたバッシュだったり、身分違いの恋愛を経験したダイアナだったり。
あとはシーズン通して、私はこのドラマに登場するマリラが好きだ。
頑固で素直になれず、それでもアンに対する愛情で溢れている様子が上手く表現されているように思う。マリラとのシーンが一番感動する。
赤毛のアンは過去にも数多くの映画化、ドラマ化がされているので、観る側のハードルが上がるドラマだと思うが、私は今まで観た「赤毛のアン」の中ではこのドラマの俳優達が、最も原作のイメージに近いと思う。ルックスという意味で。
ただ個人的にはやはりミーガン・フォローズの映画「赤毛のアン」の雰囲気が一番好きです。
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今回の「アンという名の少女」も新しいアンとしては成功したドラマじゃないかなーと思うものの、ミーガン・フォローズのあのノスタルジックな雰囲気が漂う映画「赤毛のアン」の方が、よりアンの世界を感じられたように思う。