韓国ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」感想

「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」
放送当時には韓国でもかなり話題になったらしいこのドラマ。
日本でも韓国ドラマファンの間では有名過ぎる程の作品らしく、韓国ドラマを観るならまずコレを見なさい!と言われるらしい。先日もDlifeで放送していたし、多分このブログを読んで下さっている方も視聴済みの人が多いのでは?
そんな有名過ぎるドラマを今更観てみる事にした。
『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』の内容
トッケビ~君がくれた愛しい日々~
制作国:韓国
公開:2016年
キャスト:
トッケビ役(コン・ユ)
ウンタク役(キム・ゴウン)
死神役(イ・ドンウク)
サニー役(ユ・インナ)
<あらすじ>
幽霊が見える女子高生チ・ウンタクは幼いころ母を失い、意地悪な叔母とその息子・娘のもとで暮らしていた。ところがある日”トッケビ”と出会い、自らが”トッケビの花嫁”であることを知る。トッケビは一千年の昔、謀反の冤罪で処刑された武将キム・シンがこの世に想いを残すあまり、刑に使われた剣を胸に刺したまま現世に留まっているのだった。この世界でただひとり、花嫁だけがその剣を抜くことができるのだが、それはトッケビがこの世から消えることを意味する。(引用元:wiki)
『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』の感想
驚いた。
最近観た韓国の映画やドラマも「凄いな、面白いな」と思ったが、それとは比べ物にならない程の素晴らしいドラマで、正直度肝を抜かれたという印象。
完成度の高い脚本
何と言ってもこれ。
脚本が素晴らしい。
このドラマは全16話。
その1話ごとがまるで映画並みのスケール、内容の濃さで目が離せない面白さがある。
そしてストーリーの中には複数の伏線があり、それらがまさかの展開と感動で、見事に回収されていく。
セリフ一つ一つとってもどれも意味があり、後になる程それが心に響いてくる。
こんな脚本書ける人って天才でしょ、そう思わずにはいられない。
完璧なキャスト
最初見始めた時、韓国ドラマにしてはそれ程の美男美女という訳でもなく、普通の人達が演じてる印象で入り込み辛かった。
何となく地味な印象。
だけどこれが観ているうちに、このキャストがどれ程素晴らしいのかを実感する。
メインの4人はこのキャスト以外は考えられない。
そのルックスや醸し出す雰囲気、全てが役にピッタリ。
4人共演技力が素晴らしく、特にウンタクを演じるキム・ゴウンは高校生から29歳までの10年間を演じるが、それが驚く程上手い。
美しい曲と映像
このドラマの魅力は曲と映像の美しさもある。
流れてくる挿入歌がどれも良く、時には癒され、時には感動する。
また、これ程映像に拘ったドラマを観たのも私は初めて。
風景、雨や雪の使い方、俳優の立つ位置やカメラアングルまで、全てが考え抜かれていて、その映像は絵画のように美しい。
納得の評価
観終わった後には他のドラマを観る気になれないぐらい、良く出来たドラマだと思う。
評価が高い事にも十分納得出来る。
現実逃避が好きな私にはかなりピッタリなドラマでもあり、観ている間は本当に世界に入り込める。
もしまだ観ていない方がいれば、是非おすすめです。