映画版「ダウントン・アビー」の感想
映画版「ダウントン・アビー」をようやく鑑賞した。
ドラマ版「ダウントン・アビー」が好きで、ブログでも何度かその事を書いた為、「映画版も良かったですよ」というコメントを何度か頂いた。
その度に早く観たいと思いつつ、映画館にまで行けず、動画配信をずっと待っていた。
なので期待感いっぱいでの鑑賞。
映画版『ダウントン・アビー』の内容

映画版「ダウントン・アビー」
制作国:イギリス/アメリカ
公開:2020年
キャスト:
ロバート役(ヒュー・ボネヴィル)
コーラ役(エリザベス・マクガヴァン)
バイオレット役(マギー・スミス)
メアリー役(ミシェル・ドッカリー)
カーソン役(ジム・カーター)
イーディス役(ローラ・カーマイケル)
ベイツ役(ブレンダン・コイル)
ヒューズ役(フィリス・ローガン)
モード役(イメルダ・スタウントン)
ルーシー役(タペンス・ミドルトン)
<あらすじ>
20世紀初頭。イングランドにある壮麗な大邸宅、ダウントン・アビーをジョージ5世国王とメアリー王妃が訪れることに。ダウントンを切り盛りする長女・メアリーは、壮大なパレードや豪勢な晩さん会を開くべく、引退していた元執事・カーソンに助けを求める。(引用元:U-NEXT)
映画版「ダウントン・アビー」予告
映画版『ダウントン・アビー』の感想
ドラマが映画版になると、たった2時間程度なので物足りなかったり、総集編的な印象でがっかりする場合が多い。
今回もそうなる可能性がある…と覚悟もしつつ見てみたが、そんな心配は無用だった。
ドラマ版のファンを十分満足させてくれる完成度だったのでは?
映画が始まった瞬間、聞き慣れたオープニングの曲が流れ、重厚感のあるダウントンの映像が映り、それだけで感無量。
何といっても、この短い時間の中で、誰か一人に絞ったストーリーではなく、ほぼ全ての主要キャストに焦点をあてているのが良い。
どのキャラクターのファンであっても、そのキャラクター「らしさ」が見られて嬉しくなる。
内容は、ある日突然国王がダウントンを訪問する事になり、興奮状態のダウントンの人々にまた一波乱があるというストーリー。
昔は互いに争った使用人達が、今では力を合わせてこの試練を乗り越えようとする様子が微笑ましく、話が次々と展開していくのであっという間に感じる2時間。
そしてマギー・スミスが変わらずの茶目っ気で、あの皮肉たっぷりで可愛いおばあ様が健在。
映画版のゲスト出演も豪華で、ハリーポッターなどで有名なイメルダ・スタウントンが登場。
有名過ぎて浮かないか心配だったが、ダウントン・アビーの世界に完全に馴染んていて、とても良いキャスティングだったように思う。
個人的にはトムとトーマスに幸せが訪れたのが嬉しい!
笑ったりほっこりしたり、とても温かい気持ちにさせてくれる映画だった。
ドラマのその後を描く映画としては100点満点をつけても良い完成度だったように思う。
映画版の評判が良かったようなので、この続編もあるとか?
実現すると嬉しいが、今回の映画版を超えるのはさらにハードルが上がってしまうような…。
それでも是非続編が見てみたい。
イギリスの映画やドラマが好きな私。...