いつもの公園での変化

朝一人でウォーキングをする日もあるが
夫が休日の時には二人で夕方公園を歩く日もある。
先日もいつも愛犬と一緒に行った公園を二人で歩いた。
「このベンチを見るとあの子を思い出すね」
私がそう言うと夫は、
「あれを見てもこれを見ても思い出すよ」と言った。
本当にその通り。
歩いていると前方からカメラを抱えた女性が歩いてきた。
高級そうな一眼レフと、レンズが入っているのか大きなバッグも。
一人で黙々と花や木を撮影している。
「ころりとそっくりだね」
夫が言った。
一人で黙々と撮影している姿が似ているらしい。
その女性以外にも、この日はカメラで撮影している人がかなり多かった。
手軽にスマホで撮影はもちろん
イチデジで三脚を立てている人まで何人もいて
この中でなら私も周囲を気にせず写真が撮れそうな気がした。
一人で来るには少し遠いので、体調と相談になるけど。
コロナ禍で趣味に時間をかける人が増えたと聞くが
公園でのカメラ撮影が増えたのもそのせいか。
そういえばコロナ禍でペットを飼う人が急増したとも聞く。
そこには共感出来ない。
一時的な外出自粛で、またいずれ元の生活に戻るだろうに
そんな安易にペットを飼ってしまうなんて。
コロナが落ち着いたらどうするのだろう?と思う。