「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」感想|こんな生き方があってもいいよね
これ、放送前からずっと楽しみにしていたドラマ。
阿佐ヶ谷姉妹が主役で、彼女達の同居生活を描いたドラマなんて、見る前からのほほん感満載で、絶対に自分好みだと思った。
放送前に原作エッセイを先に読もうかと思っていたものの余裕がなく、さらに放送が始まってからもリアルタイムで見る事も出来ず、ずっと録画していたこのドラマ。
昨日、ようやく見始めました。
『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』の内容

「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」
制作国:日本(NHK)
公開:2021年
キャスト:
木村多江
安藤玉恵
いしのようこ
宇崎竜童
研ナオコ
<あらすじ>
「阿佐ヶ谷姉妹」というお笑い芸人として活動しながら、バイトで生計を立てている“疑似姉妹”のエリコ(木村多江)とミホ(安藤玉恵)。阿佐ヶ谷の町で6畳一間に住むエリコの部屋に、ミホが入り浸る。エリコはミホに「一緒に暮らそう?」と誘うが、ミホはなぜか断る。そんな問答が一年続くうち、エリコは気づく。一緒に住みたいのはミホと居ると楽しいから。そんなある日、ミホが突然エリコの家に引っ越してくる。(引用:NHK)
『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』の感想
想像通りの雰囲気で大満足。
面白くて癒される。
録画を追って見ているので、私はまだ現在4話までしか見ていないけど、早くも来週の7話目で最終回らしい。
もっと長く見ていたいのに残念。
ミホ役の安藤玉恵さんも上手いけど、このドラマの雰囲気や良さを引き出しているのはエリコ役の木村多江さんの存在が大きいのでは?
凄いですよねー
もはや阿佐ヶ谷姉妹のエリコさんにしか見えない。
話し方や動きや仕草、全てがエリコさん。
見ているうちに、実物のエリコさんってどんな顔だったっけ?と忘れてしまう程、木村多江さんがエリコさんに感じる。
そして阿佐ヶ谷姉妹が私と同年代というところも、個人的にはこのドラマを楽しめるポイント。
何だか、同じ時代を生きてきたこの女性二人の暮らしを見ていると、「こんな生き方があってもいいよね」と勇気付けられるものがあり、心がほっこりする。
それとエリコさんとミホさんの関係。
大人の女性の付き合いって難しいよね…と、気を使うエリコさんに感情移入する場面があると思えば、まるで小学生の女子のような二人の無邪気な場面もあり、羨ましいような羨ましくないような…微妙な気分で見た。
ドラマとして見ると本当にとても面白くて良いのだが、いざ現実に自分が女性と同居する事を想像すると絶対に無理。
このドラマの中でのミホさんが個性的で、私から見るとエリコさんに冷たく見える事が多い。
まるで子供のような態度で、大人としての気遣いみたいなものが感じられない。
これ、現実ならエリコさんはよく疲れないなぁ…と思う。
私なら気疲れしていしまい、ミホさんとコンビ解消したくなるかも…。
だけどそうで無いところがエリコさんの素敵なところで、裏表のないこんなミホさんだからエリコさんと合うのかなぁと思ったり。
ご近所付き合いで登場する女性も多く、未婚で子供もいないこの二人が、地域の女性達と上手く付き合っている事に、あんな風になれたらいいんだけど…と自分を重ねて見たり。
二人共見栄を張らず自分をさらけ出して生きているところが良いのだろう。
それが見ている人をほっこりした気分にさせてくれる。
1話から6話まで一挙再放送
【総合】第1話~第3話 16日(木) 夜11:35~
【総合】第4話~第6話 17日(金) 夜11:35~