将来の夢を持たない子供はダメなのか?

ネットニュースで、相田翔子さんが
メニエール病だと読んだ。
私も何年も前からメニエール病と付き合っているので
そのタイトルに興味を持ち読み始めたのだが
その病気の事よりも、ある一文が私の心に引っ掛かった。
義母の司葉子さんは「バレエはどう? 将来は女子アナ? お医者さんもいいわね」と楽しみにしているが、本人が持っているものを伸ばしてあげたいと思う(yahooニュースより引用)
嫁である相田さんは子供の良い点を伸ばしてあげたいが、義母はやや孫に期待が大きい…というようなよくある話。
相田さんは決して義母への愚痴を言いたい訳ではなく、前後の文章からすると親も子も心をゆったり持ち暮らしたいというような意味だと思う。
うんうん、そうだよね、と私も思う。
だがそれとは別の意味で
この記事を読んで私の中に引っ掛かるものが残った。
そもそも人は何かを目指さなくてはいけないのか?
得意な事を見つけないといけないのか?
なりたい職業も特にないし、
人より優れていたり、得意な事もない。
ただその日を楽しくぼんやり生きている。
そんな人生ではダメなのか?
子供の頃、「将来の夢」という作文を書かされたり
美術の時間には「なりたい職業の絵」を描かされたりした。
私は特になりたい職業も夢もなかったが
ただ教師受けするような、
大人が見て納得してくれそうな職業に就いている自分を描いた。
あの授業に意味があったのかな…と思う。