ドラマ「ファイトソング」1話感想|清原果耶×間宮祥太朗 岡田惠和脚本
昨日放送されていたドラマ、「ファイトソング」を見た。
私はあまり日本のドラマは見ない。
頭から否定している訳ではなく、一応新ドラマが始まると1話だけチラ見する事もあるのだが、それでもやはり惹かれるものがなくてガッカリしてしまう。
なので今回もそれ程期待もせず見始めたのだが…これが意外に良かった。
『ファイトソング』の内容

「ファイトソング」
制作国:日本(TBS)
公開:2022年
キャスト:
清原果耶
間宮祥太朗
菊池風磨
東啓介
藤原さくら
栗山千明
戸次重幸
稲森いずみ
<あらすじ>
空手の日本代表をめざしていたが、突如としてその夢を絶たれてしまった木皿花枝(清原果耶)。全てを失い人生どん底・・・無気力でぐだぐだした毎日を送っていたが、幼馴染の夏川慎吾(菊池風磨)が経営するハウスクリーニングでバイトとして働くことになった。
そんなある日、かつて一曲だけヒットを出したが今や落ちぶれたミュージシャン・芦田春樹(間宮祥太朗)の家に客先として訪問することになる。芦田は事務所から、残り2ヶ月でヒット曲を出さなければクビだと宣告され、窮地に立たされていた。今まで空手一筋で恋もしたことがなかった花枝と、「人の心が分からないから良い曲が書けない」と追い込まれている芦田。そんな崖っぷちの2人がひょんなことから出会いを果たし…。(引用:ファイトソング公式HP)
「ファイトソング」の感想
主演は清原果耶さん。
雰囲気的には好みの女優さんだけど、残念ながら朝ドラの「おかえりモネ」にハマれなかった私。
何年かぶりに今期の朝ドラを見ている。
あれから期待して「おかえりモネ」を見てみたのだが、重過ぎて良さが分からなかった…総集編だったから?
その印象を引きずっているので、このドラマも主演が清原果耶さんかぁ…と思ったものの、相手役の男性が間宮祥太朗さんだと分かり、俄然見る気になった。
特に間宮くんのファンという訳ではないのだが、まさかこんな王道ラブストーリーの主演になるキャラではないような気がして、このキャスティングが凄く良いと思った。
これがジャニーズのキラキラアイドルだったら一気に冷めてしまったかも。
そしていざドラマを見てみると…面白い。
特に後半。
芦田の家に花枝がクリーニングに行ったシーン。
良かったなぁ。
「今もしんどい事とかある?」
「人生最大キツイです」
という会話から、あのピアノと歌のシーンまで、引き込まれて見てしまった。
曲も良いし映像も良い。
感動的な韓国ドラマを彷彿させるような空気感があり、私はドラマに引き込まれると同時に、「いいぞいいぞ、このままスベらないで~!」と願いながら見た。
あまり狙い過ぎた演出やクサいセリフが過剰になると視聴者が白けてしまうので、そのギリギリ!という感じ。
丁度心地良く見る事が出来て、これは続きが見たいドラマになった。
よくある軽いラブストーリーではなさそうな予感…というか期待。
そして見終わった後チェックしてみると、脚本が岡田惠和さんだと知り納得した。
私が好きな日本の脚本家は岡田惠和さんと、古沢良太さん。
岡田惠和さんの脚本はその温かさがとても好きだ。
このドラマもそんな一面が見れたらいいな、と楽しみにして見たいと思う。