選挙の投票へのお願い

選挙の日。
この日が終わるとホッとする。
選挙には一応行くが
選挙自体にそれ程興味はない。
国民として間違っているのかもしれないが
選挙に行くのは国民の義務としてではなく、
近所の人の手前、仕方なく行く。
毎回選挙が始まると
家のインターホンが何度も鳴る。
近所の人が家に挨拶に来るのだ。
そして、「この人に投票して下さいね」と
何度も念押しして帰る。
そしてそれからも散歩をしている時、
帰宅して玄関を入る時、
庭の手入れをしている時、
私を見かけるとその人はすっ飛んで来て
「覚えてくれている?〇〇さんに投票して下さい」と繰り返す。
いや、もう分かりましたから!
何度も結構です!
内心イラッとする。
そもそも投票とは自由なはず。
「〇〇さんに投票して下さい」と言われて
相手が不快だと思わないのか?
だが彼ら、彼女達は皆、それを生き甲斐にしているかのように
選挙時期になると生き生きと活動し始める。
その様子は宗教と大差がないように感じる。
選挙に興味があれば、候補者の事を知りたければ
自ら調べ、自ら聞きに行く。
彼らが押し付けで訪問し、「投票のお願い」に来る事自体
逆効果にしか思えない。