チャン・イーモウ監督「北京オリンピック」開会式

いよいよ始まった北京オリンピック。
…と言っても正直、全く興味がなかった私。
今までオリンピックと言えば
夏より冬開催の方が楽しみだったのだけど。
今回はフィギュアスケートにも
そこまで好きな選手が出ていないし…。
羽生選手の結果が気になるぐらいかな…と思っていた。
だけど何気なく見ていた開会式がとても良かった。
録画して二度見してしまった程。
私が記憶するオリンピックの開会式の中では一番好きだった。
まるで映画を見ているような世界観。
終始統一感があり、
最新の技術を駆使しながらも中国の情緒を感じさせ
どこか切なさの中に温かさを感じる演出。
派手さはないのにスケールの大きさを感じた。
最後のトーチを聖火にするアイデアも
小さな炎がより印象的。
幻想的で繊細な美しさがあり、さすがチャン・イーモウ監督!と感動した。
開会式を見終わった後、
無性に中国映画が見たくなった。
つい昨年の日本開催オリンピックと比較してしまうが
比較するのが悲しい程負けている。
かけている費用の差もあるだろうが、
それ以前の問題…。
北京オリンピックの開会式にとても感動し
このオリンピックを見る気分も上がった。
今日もフィギュアスケートの団体を楽しみに見ている。