幼稚園児に逃げられる

今日は久しぶりの公園に愛犬と散歩に行った。
それも14時に。
最も暑い時間。
ここまで暑いとは思わず上着を着て行ってしまったが
車から降りた瞬間、自分の姿を改めて見た。
帽子にマスク、上着とタイツ。
ほとんど肌の出ている部分が無い。
私は上着を脱ぎ、帽子を取り
タイツを膝の上まで捲り上げた。
こうしてもスカートの下なので他人からは見えない。
若ければもっと肌を露出したいところだけど。
腕や膝下を出すだけ精一杯。
これでビタミンDを作るのだ。
そうしてジリジリと肌が焼けるのを感じながら
公園を歩き始めた。
すると公園には幼稚園児の遠足か何かで
大勢の園児と保育士がいた。
これは困った。
愛犬は人がたくさんいると興奮してしまう。
どうしようかと迷っていると
愛犬に気付いた幼稚園児がこちらに走ってきた。
「ワンちゃん!」
そう言って愛犬を触ろうとした瞬間、
ウゥ!と唸るうちの子。
すると幼稚園児が、
「怖い~!」と言って逃げて行った。
これでは落ち着いて散歩になりそうもない。
結局ビタミンDを作る間もなく
スゴスゴと帰宅する事になった。