なぜか二回り年下が一番気楽

私は近所付き合いが苦手だ。
この場所に住み始めた頃には
近所に住む同年代の女性達に馴染めず
毎日繰り広げられる井戸端会議に悩まされた。
今でもこの時期には外のお喋りの声が煩わしい。
しばらくして一回り年下の世代が近所に増えたが
それはそれでまた苦手だった。
今では彼女達が子育て真っ只中という感じで
この自治会を取り仕切っているのだが
その団結力とかパワーに圧倒されて
正直、道で会うだけで怖い。
さらに最近、二回りも年下の世代が引っ越してきた。
そこまでくるともはや自分の子供であってもおかしくない年齢。
果たして言葉が通じるのか?という世界だが
これが不思議、
なぜか同年代の人より、一回り年下の世代より、一番気楽に接する事ができる。
全く世界が違い過ぎて、こちらも気負わず済むからかな。
まだ彼女達が群れていないからかも。