無駄な物だけど欲しいから買う必要性

先日夫にカタログを渡された。
「この中から好きな物を頼んでもいいよ」
職場で貰ったようだが、カタログギフトらしい。
それでパラパラとカタログを見てみたのだが…
欲しい物がない。
というか、欲しい物が分からない。
肉、魚、スイーツ、果物、佃煮など
どれも「あれば食べる」と思うのだが、
これが欲しい!と飛びつくような感情が出てこない。
他にも食器、インテリア、DIYグッズ、アクセサリーなど
選べる商品がかなり多くあるのだが、どれも興味が出ず。
なぜだろう?
昔はこういうカタログギフトを選ぶのも楽しかった。
だが今はどちらかと言えば面倒になっている。
「あなたが選んでよ」
私はそう言い、夫にカタログを渡した。
「そう?いいの?」と言いつつ、夫は嬉しそうにカタログから商品を選び注文していた。
夫の方がまだ物欲や食欲があるように思う。
私は年々そういうものが無くなり、
食事も栄養や健康を優先し、何が食べたいと思う事が少なくなった。
物に対しても、つい捨てる時の事を考えてしまうし
「これ可愛い!欲しい!」なんていう衝動買いをしていたのははるか昔。
だがこうして文字にしてみると、なんて面白くない暮らしなのだろう。
時には身体に悪くても食べたい!
無駄な物だけど可愛いから買っちゃえ!
という事があっても良いような気がする。