体験者だからこそあの番組を見て傷付けられる

私はツイッターをやっていないが、一応アプリは入れてある。
私は読む専門なので、誰かをフォローしたりされたりという事はない。
だが時々、おすすめのツイートが通知される。
主にいいね!の数が多かったり、いわゆるバズったツイートが表示される事が多い。
24時間テレビで傷つく人達
すると今朝もそのような一つのツイートが表示されていた。
その内容を見ると
「24時間テレビを見ていると落ち込む。
自分も同じ病気だから、同じように何年も生きられないのかと思う」
というような事が書かれていた。
私は他人事ながらも、あぁ…そうだろうと深く共感した。
いや実際体験者ではないのだから
本当に共感しているとは言えないのだろうと思うが
少なくとも心に刺さるものがあった。
自分の甘さを思い知る
前回の記事にも書いたように
私はこの2日間、ぼんやり24時間テレビを眺めて過ごした。
時には涙ぐみ、時には癒され、私にとっては一瞬立ち止まり休憩するような時間だった。
だが本当に大変な病気と闘っている人にとっては違う。
休憩どころか、現実を突きつけられ気持ちが重くなるような時間になる。
あの番組は健康な人にとっては意味のあるものかもしれないが
現在病気の人にとっては、傷つけられる部分の方が大きいのかもしれない。
そんな事を考えると
呑気に「何だか癒される」なんて言っている自分がどれ程甘いのか思い知った。
それでも来年もまた、
今の健康がある限りついあの番組を見てしまうのだろうけど。