せめてあと10歳若ければ…と思う瞬間。

野原を駆け回る愛犬

昨日も愛犬を連れて公園に散歩に行った。

愛犬は狭い道が苦手なのだが

広い野原のような場所は大好き。

それでロングリードをつけて放してみると

次の瞬間、もう目の前にいない。

ピューッと丘の上まで駆け上がってしまった。


私はといえば、この老体。

まだ膝や足が不安定でもあり、うっかりすると痛みがぶり返す。

それで愛犬を追いかけるのも必死で

恐々ヨロヨロとしながらゆっくり丘の上まで歩いて行く。

遊び相手になれない中年女

すると愛犬はお座りをして待ちくたびれた顔をしてこちらを見ていた。

私は何とか自分が動かずに済むようにと

ボールを投げた。

愛犬がボールを追いかけてこちらに持ってくるので

私は同じ場所に立っているだけでいい。

しかし…

夫のように遠くまでボールを投げる事が出来ず、

すぐ目の前にボトッと落ちた。

ボールを投げる力さえ老人並み、もしくはそれ以下。

愛犬がつまらない顔をして私を見上げた。

ごめんよ。遊び相手になれなくて。