夫も同じ。どちらか分からないうちの子

夫の夢の話
夫が「犬の夢を見た」と言った。
それが、自分の愛犬だという事は分かっているものの、先代犬なのか今の愛犬なのか分からなかったと言う。
ただ「うちの子」の夢を見たと。
私はそれを聞いた瞬間、とても嬉しく温かい気持ちになった。
私も以前、夢の中で全く同じ状態だったからだ。

どっちのうちの子?私の朝のルーティン
私の朝のルーティンは先代犬への花の水を交換するところから始まる。
夢の中で大切な「うちの子」がいて、その子に対して何か言ったり追いかけたりしているのだが目が覚めた瞬間、「あれは先代犬だったのか…今の子だったのか…」と思い出そうとしても分からない。
ただ覚えているのは、何よりも大切な「うちの子」だったという事だけ。
自分がそんな夢を見た時にはどちらの子なのか分からずモヤモヤした気分だった。
なぜあんな夢を見たのだろう?
しかし驚いた事に、その後また愛犬の夢を見たのだが、その時もまたどちらの子なのか分からなかった。
考えてみたら、私は先代犬が亡くなってから、先代犬だと分かる夢を見た事がない。
愛犬が登場するものの、いつもどちらの子なのか分からない。
きっと愛情が重なった証拠
そしてやはり思う。
現在の愛犬への愛情が、先代犬への愛情に追いついた証拠なのだと。
以前にも書いたが、
「夢の中の「うちの子」が、どちらか分からないぐらい、
私にとってはどちらも同じぐらい大切な存在になっている」
そんな気がする。
だから夫が私と同じように「どちらか分からないうちの子」の夢を見たと聞いた瞬間
夫の現在の愛犬への愛情が先代犬に追いついたのだと感じた。
何だかとても嬉しい。